顎関節症のタイプ|京都市伏見区の歯医者|ももご歯科

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TOPICS トピックス

顎関節症のタイプ

咀嚼障害が原因

食事や口を動かす時に使用する、側頭筋や咬筋に炎症が起きることによる顎関節症です。「頬が痛い、腫れる」「口は開くが痛みがある」という症状が出ることが多いのが特徴です。筋肉の過度な緊張が原因として考えられますので、筋肉を休ませることが大切になってきます。

靭帯や関節円板の損傷が原因

顎関節には骨だけではなく、軟骨やじん帯、関節包といった組織も多くあります。この組織に負荷がかかり傷んでしまうことで起きる顎関節症です。咀嚼障害が原因の顎関節と同様に、我慢をすれば口を開けることはできますが、痛みをともないます。痛みを我慢して無理に顎を使い続けると炎症が強くなり、顎が開かなくなってしまうこともありますので注意が必要です。なるべく柔らかい物を食べるようにしましょう。

顎の動きの異常が原因

顎関節には、口を開ける時にクッションの役割を担う「関節円盤」という組織があります。この関節円盤がずれてしまうと口を開ける際に、カクカクやポキッとした音が鳴ることがあります。また、口を開けようとしても上手く開けられない「開咬障害」という症状も出てくることがあります。音が出ているだけだと経過を観察することもありますが、開咬障害の症状が出ている場合は骨が変形することにも繋がるため、早めに対処する必要があります。

顎関節の摩耗、すり減りが原因

このタイプの顎関節症は、顎の動きの異常が原因の顎関節症と同様に、クッションの役割をする関節円盤が前にずれ、さらに加齢などで軟骨が薄くなることで骨同士が当たり、骨が変形していく「顎変形症」の原因にもなります。加齢に伴い女性ホルモンが減少すると軟骨のすり減りに影響が出てくるため、女性ホルモンが低下する中高年に多いタイプの顎関節症です。放置してしまうと、食事も困難になってしまう場合がありますので、早めに対処する必要があります。

患者さんに合った
適切なアプローチを行います

「痛みが落ち着いてきている」「痛みが続いている」「歯ぎしりや食いしばりが強く出ている」など、顎関節症の症状や原因に合わせて適切なアプローチを行います。ご自宅でのセルフケアのアドバイスも行っておりますので、顎に痛みや違和感がある場合はお気軽にご相談ください。